〜画像処理:トーン編〜
2.パターントーン

トーン用パターンファイルは「ねこまたぎくらぶ」さんをはじめ、いろいろなサイトさんで配布してくださっています。
必要なトーンを保存しておいてください。サンプルをプリントアウトしておくとすごく便利。
ぶっちゃけここの内容はねこまたぎさんの「デジタルトーンの使い方」に+αした程度のものです。まずはそちらをご覧になってくださいね。

ねこまたぎくらぶさんはこちら→

1. Photoshopで、使いたいトーンの画像を開きます。「Ctrl+A」(または「選択範囲」→「すべてを選択」)し、「編集」→「パターンを定義」します。

パターン名はそのままでOK。これでもうパターン登録されました。トーン画像は閉じてしまっていいです。
2. レイヤーを一枚「新規作成」し、描画モードを「乗算」にします。
3. 塗りつぶしツール(G)で、「全てのレイヤー」にチェックが入っていることを確認して下さい。
メニューの左の方、「描画色」と書かれたプルダウンメニューから、「パターン」を選択します。
その隣の「パターン」のボックスから、貼りたいトーン柄を選択して下さい。

あとはベタの時と同じです。クリックした色域の部分が、描画色ではなく、選択したパターン(トーン柄)で塗りつぶされます。

 ↑浴衣の柄の部分を貼ったもの。
4. 選択範囲を作って塗りつぶす方法もあります。
自動選択ツールで塗りつぶしたいところを選んで、「編集」→「塗りつぶし」で、「使用」は「パターン」を選択して下さい。
ちょっとはみ出して貼りたい時とか、ずらして貼りたい時とかに便利です。
「選択範囲」→「選択範囲の変更」→「拡張」ではみ出しトーンが貼れます。
線画に沿って貼りたい時にも重宝しますね。(ex.「Say」P.36)
5. 囲まれてない部分にトーンを貼りましょう。
「鉛筆」ツールで、色はグレーの適当なのを選びます。貼りたいトーンによって色やレイヤーを分けましょう。
「鉛筆」ツールで囲った中を「塗りつぶしツール」で塗る場合は、モードを「通常」に戻すと閉じてるかどうか確認しやすくてよいです。「乗算」でイメージ確認しながら、うまく切り替えてやってってください。

ちなみに顔の影と瞳は別レイヤーです。
6. [3]と同じように、塗りつぶしツールでパターンで塗りつぶします。影は62番、瞳は64番を貼ってみました。
[4]のように、塗った部分を自動選択しておいて塗りつぶしてもいいです。

見ての通り、実際の本ではこのシーン影トーン貼ってません…参考にならね〜。
サンプル選択誤ったかな…_| ̄|○
「1.階調網トーン」で作成していない網トーンは、これで貼った方がいいです。


お次は砂トーンです。質感を変えたいときにぴったり!→