こんにちは游良な人です。ヒトによく似た想像上の生き物です。 先日の夏コミ71で発行したコピー本の作成工程について講釈かましてたら意外に評判がよく、 「もっと詳しく知りたい」とのお言葉を頂いたので、調子ぶっこいてこんなページ作ってみました。 あくまで私流の作り方なんですが、使えそうなところはどんどん使ってくださいな。 で、これよりももっといいやり方があったら是非教えてください♪ 2006年の冬コミで初データ入稿というものをやってみましたので、その経験を踏まえて改訂版作りました。 変なところとかちょこちょこ直しつつグレードアップ(当社比)。 自分でやりやすいように手順を考えたものなので、あくまでご自分の環境に沿って作成してください。 だからみんな本作ろう、ね!ね!! データ入稿をするうえで、下記リンクのサイト様には大変お世話になりました。 このページでご紹介するものは、各サイト様で学んだことを、自分が実際にやった手順に則して 記述したものがほとんどです。 管理人様方には、この場を持ちまして厚く御礼申し上げます。 〜デジタル処理の勉強をするうえでお世話になったサイト様〜 ・名称未設定…今回特にお世話になりました!超便利なアクションも満載です。 ・ねこまたぎくらぶ…前回に引き続きたくさんのトーン素材を利用させていただきました。 ・モノクロ原稿Photoshop処理のヒント…Photoshopの設定や小技など勉強させていただきました。 ・Daichiさんのページ…「mini assistant」がすごく便利!トーン化など実用的なアクション満載です。 ちなみに私の作業環境。 ちょっと昔のDell:dimension8250。溺愛。CPU:pentium4・2.4GHz、RAM:512MB→1024MBに進化! OSはWINDOWS XP、使用ソフトはPhotoshop6.0とCS2です。 多分Elementsでも似たようなことができます。(一部ですが) スキャナ・インクジェットプリンタは複合機のCanonMP770。顔料インクタンク搭載。溺愛。 レーザープリンタはBrotherのHL-5240。早くて綺麗で天才的。親バカです。 |
最終的に作成したいデータは、私の利用している印刷所推奨の、 モノクロ2階調・1200dpi のデータです。 ただし作業を進めるにはグレースケールモードにする必要があり、そうするとグレースケール1200dpiは、相当のマシンパワーを必要とするので、あまり現実的ではありません。 そこで、 ・線画は1200dpiでスキャンしたまま ・ベタやトーンなどは600dpiで作成したものを1200dpiで出力 すると、そこそこのスペックのマシンなら動かすことができます。 ちなみにこれはカラーでも有効です。線画レイヤーと塗りレイヤーを別に用意する場合、線画レイヤーを縮小して、それにあわせて塗り、また線画レイヤーにあわせて拡大しましょう。 アニメ塗りはともかく、普通のカラーならば、解像度を半分に下げるくらいではまったく見劣りしません。 (私も最近はこの手法を取り入れています。ex.Sayの表紙、オマケカレンダーの裏刷り) 作業の詳解に入る前に、全体の流れを説明します。 私の場合、1枚の原稿は、 1.テキストレイヤー(通常) 2.ホワイトレイヤー(通常かスクリーン) 3.60線網トーンレイヤー(乗算) 4.砂目トーンレイヤー(乗算) 5.ディザトーンレイヤー(乗算) 6.パターントーンレイヤー(乗算) 7.ベタレイヤー 8.線画レイヤー という構成になっています。 全ての作業はグレースケールモードで行うため、それなりにマシンパワーを必要とします。 上記は全てのレイヤーを書き出しましたが、実際には途中途中でレイヤーを結合しています。 このあたりはご自分の環境と相談しながらやってください。 前述の通り、線画レイヤーは1200dpi、他のものは600dpiで作成しておいて、最後に合成します。 テキストレイヤーは600dpiで作成していても、1200dpiに上げるときに自動的にテキストの解像度も1200dpiになるようです。 レイヤーの結合は、最終合成時に、画像モードが同じになるもの同士でまとめておきましょう。 というわけで、最終的には 1.テキストレイヤー(600→1200) 2.ホワイトレイヤー(600→1200) 3.トーンレイヤー(600→1200) 4.線画・ベタレイヤー(1200) というレイヤー構成になりますね。 今までのところ、よく分からなかったかと思いますが(爆)、順を追えばきっとご理解いただけるはず。 ていうかぶっちゃけ自分の覚書なんで… では実作業に入りましょー。 |
〜基本編〜 | |
〜線画編〜 | |
〜ベタ編〜 | |
〜トーン編〜 | |
ああああああ | −階調網トーン −パターントーン −砂目トーン −ディザ点描 −トーン裏技 |
〜ホワイト編〜 | |
〜テキスト編〜 | |
〜合成編〜 | |
〜製本編〜 (06年夏版) |
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〜オマケ・枠線をPhotoshopで引いてみよう〜 (06年夏版をちょっと改定) |